小さい頃から、遊び場といえば自宅の作業所。危ないから入るなと父親に毎日叱られたものです。そんな遊び場には、いつも忙しそうに働いている父親の姿がありました。
それから時は経ち、私も畳職人を目指すようになりました。気づかないうちに父親の背中を追っていたのかもしれません。若い頃は先代だった父親に恥じないよう、畳を見、畳に触れ、畳を学びました。 それから更に時は経ち、やっと先代に胸をはって畳職人といえるようになりました。 今の自分が思うこと。それは、「畳を製畳するだけの畳職人はホンモノの畳職人ではない」ということです。畳の歴史、伝統、素晴らしさ、心地よさを、みなさまへ伝えていくことが出来る者こそがホンモノの畳職人だと考えます。 私たちが知る日本の伝統文化「畳」の良さをみなさまに伝えることができるよう、株式会社倉崎 社員一同、日々努力をしてまいります。
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